映画版「ハゲタカ」~男たちの極上の人間ドラマ!!
とてもよかった!満足です。
134分、緊張はとぎれることがありませんでした。
これ、まるで戦争映画です。経済の世界を主戦場とした戦争です。
クールなスーツをまとった男たちの頭脳戦。
面白くて唸ってしまいました。
スタイリッシュな経済ドラマ、それでもなお奥深くからあふれてくる人生の影、悲哀、無情・・・。
冷徹な堅い表情の奥に隠した熱い血。
こういう映画、待ってました!!
それを徹頭徹尾目指したら、映画全体から本物の男たちの苦悩と戦いが色気になってたちのぼるというわけですね。
ほんと、必死な男たちの姿にゾクゾクしました。
大森南朋さんと玉山鉄二さん、しびれました!
(大森さん、映画は「殺し屋イチ」の時から観てます~)
眼鏡フェチの女性は必見です!
企業買収をしかけあう二人の鋭利な刃物のような瞳を覆う眼鏡姿がかっこいい、クール。
私、朝刊はいつも経済面から読みます。
経済面てすごく面白いんです。
新製品の話題から各社の業績等、ものすごく「今」が感じられます。
それも生活に密着した「今」っていうのかしら。
私たちの日々刻々は経済活動抜きにはもはやありえませんしね。
その経済面をみていて、「むっ」と感じるのが日本の企業を外国企業が買収したという話題です。
私、とくに国粋主義者ではないのでそんなの仕方ないじゃ~んと思いはするんだけど、
でもね、本音のところではなんとなーく日本が買いたたかれたみたいな気がして面白くなかったりするんですよ。
そんなこと日本だってやってるじゃないかと言われたらそりゃそうなんですけど(^^:)
そしたらこの映画版「ハゲタカ」
まさに私が日頃情緒的に「むっ」と感じるそれがメインのお話になってるんですね。
買いたたかれる「日本の国そのもののような自動車会社」ね。
企業買収、それは破壊か?再生か?
またサブプライム問題、リーマンブラザースの破綻、ファンドのあれやこれや、世界不況、新興国マネー、オイルマネー、派遣工・・・等々、
日常を左右する問題でありながらなかなか表面には見えてこないものがこの映画のなかからわかりやすく見えてきます。
それだけでもかなりな「お得感」なのですが、
玉山鉄二さんのクールビューティーぶりに目が釘付けで、お得感倍増します。
玉山さん、ものすごくはまってました。
陰りのある中国人の役で、素晴らしい存在感です。
そして柴田恭兵さんの古いかもしれないが純粋に理想を求めていく企業人としての姿勢からは「日本人はやっぱりこうありたい」と願わずにいられない姿が見えて、これもいい。
どの登場人物も鋭い洞察の光をあてられ、丁寧に造形されていったのだろうと思います。
もともと男たちのクールな緊張の糸が張りつめた世界が好きなので
「ハゲタカ」文句なしです
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コメント
ハゲタカ評判がすごいですよね。
NHKのも見逃したし、映画見たいけどなあ
私、ダニエルまではいかないけど、
松田龍平君も、ファンなんですよねー
投資信託や外為をやっていたから、リーマンの時は衝撃すごかったものなあ

忘れられない
テーマも旬ですよね
投稿: アリス | 2009年6月17日 (水) 22時02分
アリスさん
「ハゲタカ」面白いですよ~。
「ハゲタカ」の松田龍平くんはあまり出番がないのですけど、だんだんお父様に似てきてますね。
「御法度」の頃はお母様似かなと思ったんですが今やお父様似ですね。
土曜公開の「剣岳 点の記」でも龍平くん出ていて、うちの夫は予告編を見て「もしかしたら松田龍平がいちばんいいかも。。。」とあてずっぽうに言ってました。
すっかり大人の個性派俳優として定着してますね。
投稿: betty | 2009年6月18日 (木) 18時21分
bettyさんこんにちは。このドラマはテレビで見ました。かなりこいドラマでした。大森さんが主役の柴田さんより存在感がありましたね。映画版はどうなのかなぁ~と思っていましたが、よさそうですね。
投稿: kokoni | 2009年6月18日 (木) 21時48分
kokoniさん
おひさしぶりです~。
テレビの主役は柴田さんだったのですか?
映画では大森南朋さんでした。
そしてすごいのが、テレビのメンバーが全員そろっているという中で、映画のための新たな役として出てきた玉山鉄二さんがすごーーーーくいいんですよ。
中国の貧しいところから必死で駆け上がってきた男をクールに陰りをもって演じてて、素晴らしい演技で迫ってきたんです。
この映画の玉山鉄二さん、もしかしたらkokoniさんのストライクゾーンかもしれません・・・
何となく私の勘ですけど(^^)
投稿: betty | 2009年6月18日 (木) 22時23分
私は昨日、“サガンー悲しみよこんにちはー
を見ました。とっても良かった~。あちこちで批評されてるけど本物のサガンそっくり
なんですって、女優さんが。
老いたサガンは痛々しかったけどそれまで
全部彼女自身なんですね。孤独感たっぷり
の映画でした。札幌では7月からシアターキノってとこで上映みたいですけど。
投稿: ながこ | 2009年6月18日 (木) 23時37分
ながこさん
東京はもう上映されてるんですね!
札幌はそうなんです、シアターキノです。
予告編はだいぶ前から流れてました。
十代のサガンを演じている方が老いてからのもすべて演じてるということですか。
実力派の女優さんなんでしょうね。
実際は何歳なのかしらね。
ながこさんの文面から察するに、この映画、かなり良かったのですね。
楽しみにしてますよ~。
投稿: betty | 2009年6月19日 (金) 08時37分