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2008年11月30日 (日)

ブタがいた教室~命と子供が輝く映画☆とってもお薦め

Img01 「ブタがいた教室」 (札幌スガイシネプレックスで鑑賞)

きらきら輝くこんな映画に出会えるから、◎十年映画を観てきてもやっぱり映画っていいなあって思います。

日本映画の良心に出会える映画です。

親子でぜひぜひ!教師もぜひ!父兄会でもぜひ!

学校で上映すべしですわ~

6年2組の担任の新米教師、星先生は、みんなで豚を飼って育てて食べようと言い出します。

命の授業の実践なんですね。ベテラン教師だったら絶対にできなかったかもしれませんね。反響が怖くて。

でも若い星先生はやる気に燃えてます。

豚はPちゃんと名づけられ、子供たちはグランドに小屋を建て、Pちゃんの食べ物から排泄まで一生懸命世話をします。

ペットのように懐くPちゃん。

でも季節が変わり冬になりやがて卒業式が近づいてくる。

大きくなったPちゃんを、6年2組の皆はどうするか考えなければなりません。

食肉センター行きか

学校の後輩に託すか。

そこで交わされる子供達の真剣な議論のシーン!

「Pちゃんを食べるの?」「殺すことと食べることはちがう」「Pちゃんを生かすにはどうしたらいいの?」。。。

議論にはPちゃんの命がかかってるんだもの、そんじょそこらのサスペンス映画なんて足元にも及ばないほどのハラハラドキドキです。

議論のシーンでは監督は子役さんたちに白紙の脚本を渡したそうなんですね。

そのため、議論がどこに向っていくのかまったく見えてきません。

どんな結論になるのかと心配で心配で(^^;)。すごい臨場感です。

はじめは笑って観てたのに、子供達の議論のあたりから困ってしまうほど泣けました。

化粧が全部剥げ落ちました。

その後デパ地下で買い物するとき、店員さんが私の顔をじろじろ見ている気がして落ち着きませんでした。

マスカラが落ちて目の下が真っ黒になってるんじゃないかと(^^;)

ブタちゃんでどうしてあんなに泣けてしまったのか。。

ブタちゃんで泣いたわけじゃないんですよね、

自分の中の童心が堰を切ったようにあふれ出したからかしら。。。

豚も生きている、野菜だって生きている、それらの命を食べなければ生きていけない人間。

子供達には重過ぎる真実でした。

でも子供たちはPちゃんを通して「命」の真実に触れ、悩み傷つきながらもPちゃんの命と深くむきあってゆきます。

観客も気がつけばいつか「命の授業」、子供達の議論のど真ん中に立たされてました。

さてさて、Pちゃんはどうなるのでしょうか?

星先生を妻夫木くんが演じていい雰囲気でした。

妻夫木くんはこういう抑え目で自然な役作りもいつもお上手です!

「さよなら、クロ」のときの感じにちかいかしら。どうかしら。

「さよなら、クロ」の獣医さん役より明るめの新米教師役、ほんとうにこんな先生がいたら小学生の6年女子からはモテモテですね(^^)

校長先生は原田美枝子さん、力の抜けた芝居で度量の大きな人間を感じさせて映画に深みをもたらしてました。

大杉漣さんはすこしだけキャラがたった教頭先生なのに、どこにでもいそうな「こんな人いるよねえ」という感じにしてしまうところはさすがです。

日本映画の良心を感じさせる作品!

子供達といっしょに観て話し合ってくださいませ。

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コメント

Oと申します。
「ブタがいた教室」
周辺の方にも広めて頂ければ
嬉しいです。
よろしくお願いします。

投稿: | 2008年11月30日 (日) 21時25分

Oさん
小川プロデューサーさんなんですね!
はじめまして。光栄でございます。

次世代の子供達への信頼が詰まった映画のように思えました。
映画の奥にはリアルな厳しさもしっかりあって、そこがとっても素晴らしかったです。

動物と子供・・・可愛くてそれだけで降参ですもの。ずるい~(笑)

また上質な映画を作ってください。映画ファンとしてとっても期待しています。
素晴らしい映画をありがとうございました。

投稿: betty | 2008年12月 1日 (月) 01時43分

bettyさん、こんにちわ☆
この映画、観たいと思ってます。
(思ってるだけで、多分家の状況的にDVDになってしまう可能性大ですが…)

某情報番組で、「子どもが育てた豚を食べるかどうか考えさせるのはどうなのか?」みたいなことを言われていて、「え?そこを否定しちゃうの!?」みたいな違和感があったのですが。
そこを考える映画なんですよね。
…書いていたら、すごく観たくなってきました。

bettyさんの記事を読んでいたら、野田知佑さんと愛犬ガクの話を思い出しました。
野田さんはガクが亡くなったとき、ガクの毛皮でベストを作ったというエピソードがTVで紹介されていて、その中で野田さんが「人間と動物との付き合いというのは、こういうものでしょう」と言っているのが印象的でした。

人間と動物との付き合い方、そして命を頂くということ、観て考えたいと思います。

投稿: しいにゃ | 2008年12月 1日 (月) 10時45分

あー!!もうこれは絶対観ると決めていた映画の一つなんですよ!つくづくbettyさん、ありがとうございます!今年は、私の唯一の気分転換であり、趣味の映画館(レイトショー専門)に行き、見たい映画を何一つリアルタイムで観賞できなかったのは本当残念で、この作品も間に合いそうにありませんが、これは必ずDVDになったら購入してやる、何度も見てやると密かに決めておりました。何にしても、はまると何回でも飽きない性格で… また実現したら感動語りに来ますね!基本的に妻夫木さんの作品、演技、好きなんですよね~(笑)顔も好き(笑)。取り上げてくださって、まさにビンゴで、またビックリです。

投稿: あっつん | 2008年12月 1日 (月) 12時15分

diamondしいにゃさん
ほんと良い映画でした~。ご覧になる予定があったんですね。ぜひぜひ。でもお子さん(可愛かった^^)がまだ映画見れる年齢じゃないから映画館へはなかなか行けませんね。DVDでどうぞ。
Pちゃんの撮り方も、Pちゃんの気持ちが伝わるように映してるっていうのかな。
豚といえばアメリカ映画の「ベイブ」ってありましたけど、あれよりずっと自然なんですよ、豚ちゃんが。

野田知佑さんて私初耳です。無知ですみません。犬の毛皮でベストを作ったんですか。
それはちょっと衝撃なんですけど、でも動物と人間の関係を遡ればきっとそういうことなんでしょうね。
今は何でも綺麗になり、「死」を遠くへ押しやり日常から隠してしまいがちですよね。
でも「生」の隣に「死」がある。それは社会の根本ですよね。
それをきっちりと見せていかないと、「生」のほうもきっちりと機能しないような気がします。。

diamondあっつんさん
レイトショーが気分転換だったんですか。知らなかったですう。
妻夫木くん、私はおおいにかってるし、大好きな若手俳優です。
気が合いますね!嬉しいわ(笑)
正統派でありながら、映画の規模の大小にかかわらずうまくメジャーとアートの間を行き来してるところもツボなんですよ。

あっつんさんは「ジョゼと虎と魚たち」は観られました?普通を演じてるのに普通の人の中のちらっと見せる負の感情の出し方とか、すごく上手いです。
来年の大河ドラマの主役だそうで、絶対大河見倒すぞと今から待ち構えてます(笑)

投稿: betty | 2008年12月 1日 (月) 22時26分

きゃー 妻夫木ファンでも憧れのbettyさんと共通点が見つけられてまた感動です!映画は完全に1人の世界にどっぷり入れるので好きです。なので私はデートには使えません(泣)『ジョゼ~』観ました!もう、私は彼のいろんな表情、セリフ以上にたまらなく好きです。普通なんですけどね、たまらなく私の心には伝わるものが…。なんでしょうね、彼…メジャーな映画やドラマももちろんなんですが、知らないとこで、めちゃくちゃいい仕事してる印象というか… ビックリさせられてばかりです。勝手に私の中で、期待を裏切らない俳優さんです。職人肌を感じて(笑)大河、私も今からテンション上がってますよ! 全然話それますが、大河と言えば、私は小学3年で見た『独眼竜正宗』がセンセーショナルでした(笑)大河の新聞切り抜いてスクラップ毎週して。正宗=渡辺謙さんに未だに縛られてます。いまやハリウッドスターなのに、私の中では伊達正宗なんです。(笑)その因果か、日本史好きで、全然詳しくはないんですけど、特に戦国時代が好きになりました~。未だに無意識に男性には武士道に生きるような人を探している気がします(笑)何でも、こどもの時に出会った感動って、すごい影響力ですよね。

投稿: あっつん | 2008年12月 2日 (火) 03時22分

野田知佑さんはカヌーニストで、愛犬ガクと世界中の川を巡られた方なんですよ。
あたしも詳しくはないんですが、椎名誠さんの本が大好きで、エッセイに良く出てくる方なので知っていたのです。

あたしも、ベストのことは最初は衝撃でしたが、ただ「愛していたから傍に置いておきたい」ということだけではなく、人間が生活や命の主導権を握っている動物に対して、人として動物の命をどう考えるかよく考えるきっかけになりました。

あっつんさん、奇遇です~☆
あたしも20代前半はレイトショーに週1で通ってました!
実家を出てからめっきり縁遠くなり、子どもが出来てからは更に遠いかなたへ行ってしまいましたが…。
子育てが一段落したら、bettyさんみたいに映画をいっぱい観たいなあ、って今から楽しみにしています。

投稿: しいにゃ | 2008年12月 2日 (火) 12時07分

diamondあっつんさん
マジですか~、妻夫木くんで話ばっちり合いますね!嬉しいなあ。
来年の大河は、ここであっつんさんと毎週語り合いますか。やろうやろう(マジ)。
渡辺謙さんの独眼流正宗、迫力と内面の深さがよかったですよねえ。
戦国時代の映画、というか時代劇も私、ほんとに面白くって好きなんですよ。
渡辺さんといえばハリウッドでもブレークしたきっかけになった「ラストサムライ」最高でしたね。
あれはさ、
冨田洋之選手がアテネのときに鉄棒の最終演技者で「おいしいところをもっていっちゃいました」と言ってるのと同じですよね。
渡辺謙さん、トムクルーズよりも美味しいところを一人で持っていちゃった(笑)

diamondしいにゃさん
カヌーをしてる方なんですね。
それなら自然への関わり感じ方は筋金入りですね。
都会で便利に暮らしている私たちとは見えているものが違いますよね、
そういう世界を観てきた人の言葉ってすごいですよね。
読みたいと思います。アマゾンが早いかな。

しいにゃさんもお仕事帰りのレイトショー派だったんですね。
映画って自分が体験できない世界を観れる、
知らない国の社会や暮らしも垣間見れる、歴史も遡れる、そんな体験ができて世界が広がるのは確かですよねえ。
そして一生続けていける楽しみですしね!

投稿: betty | 2008年12月 2日 (火) 13時57分

bettyさん、ぜひ大河対談(笑)お願いします。 私は、いつからか知らないうちに妻夫木さんにひかれてました。何からかは思い出せないし、自然に…
ラストサムライ、まさに渡辺謙さん見たさに見たようなもんです(笑) 本当、冨田選手の最終演技者としての存在感にも通じますよね! エースなんて平たい表現じゃなくて、『王者の風格』ですかね~!
しいにゃさん!レイトショー仲間だったとは!(笑)私ももう若くはないので、だんだん毎回となるときついですが…(笑)あの頃は、なぜあんな無謀なことができたのか…(爆)まさに『あの時、君は若かった』 ですわ(笑) 私もいつか映画を堪能できるようになりたいです。

投稿: あっつん | 2008年12月 2日 (火) 19時25分

diamondあっつんさん
ラストサムライの渡辺謙さんと、鉄棒最終演技の冨田選手、最後にぜーんぶもってっちゃう、というところが鮮やかですよ。実力があって華がないとそうななれませんよね。
ものすごっ、二人とも。

>まさに『あの時、君は若かった』 ですわ(笑) <

十分若いでしょ!

投稿: betty | 2008年12月 3日 (水) 00時10分

「ブタがいた教室」
なんと私の従弟が音響を担当したそうです。
これは近々見にいかなくては! 

「おくりびと」の音響助手も担当した従弟。
彼の父親である、亡き叔父が生前、私に言ったことが
ときどき思い出されます。

既成の枠に収まらない息子のやんちゃぶりに
ほとほと困り果てていた私に
「枠って言っても、宇宙の枠くらいで考えたらいいんじゃない?」
なんて言ってたっけ・・・

コメントしそびれましたが、bettyさんのウッチー宇宙人的ハードボイルドを読んでそのことを思い出していたのでした。
宇宙的枠組みで、息子はすくすく成長中です♪

投稿: ゆかべぇ | 2008年12月 3日 (水) 18時21分

diamondゆかべぇさん
音響さんですか!すご~い。
映画のスタッフってすごく惹かれます。私も首都圏に住んでたら今からでも映画学校に行って映画づくりのお勉強して、映画職人になりたいと思いますもの。
この映画では音響さん、かなり繊細な感性を必要とされたんじゃないかな。
子供の心の動きがそのまま音としても伝わるような、些細な、本当にかすかな情緒を音にする作業というか。
なーんて従兄弟さんに聞いたらぜんぜんそうじゃなかったよって言うかもしれませんね(笑)
坊ちゃん、すくすくですよ!気持ち良いほどスクスクと伸びてる!小さな枠に納まらない宇宙人は魅力的ですよお~。ママもハートがデッカイからじゃないですか。

投稿: betty | 2008年12月 3日 (水) 20時11分

突然で申しわけありません。現在2008年の映画ベストテンを選ぶ企画「日本インターネット映画大賞」を開催中です。投票は1/15(木)締切です。ふるってご参加いただくようよろしくお願いいたします。

投稿: 日本インターネット映画大賞 | 2008年12月21日 (日) 16時49分

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