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2007年2月19日 (月)

L'amantラマン~ほんとうは男を描くのがうまいと思う廣木隆一監督

0la3 廣木隆一監督、といえば最近は「柔らかい生活」 「ヴァイブレーター」の大成功もあって、特に女性を描くのがうまい、と言われてるけど、どうかしら・・

私は男性を描くのがうまいなあって思うわ。

ロマンポルノの頃はわからないけど、「800 Two Lap Runners」の頃からは、男の人の描き方にくすぐられっぱなしだから。

「ヴァイブレーター」の大森南朋、「柔らかい生活」の豊川悦史、松岡俊介、田口トモロヲ、妻夫木聡も。

ヒロインの周囲に男のこどもっぽさや繊細や優しさを配置してからヒロインを浮かび上がらせてゆく感じ。

最近ですが、見逃していて気になっていた「L'amantラマン」を今頃ようやく観たのです。

17歳の女子高生が一年間、同時に3人の男たちと愛人契約を結ぶ、

その愛人たちが、大杉蓮、田口トモロヲ、村上淳。

この内容でこのキャスティング、期待しちゃうでしょう?

Big_2あ、べつに官能シーンをきたいするわけではなく・・・

いえ、それも廣木監督なら当然ありと思うんだけど、この映画ではヒロイン安藤希という時点でそれは期待できなさそうだもの。

そのかわり、この男優たちならその場面がなくてもエロスの表現が可能な面々だし、心理演技もみどころではいかと。。

廣木監督と大杉蓮さんは「不貞の季節」でSMのエロスを、廣木監督と田口トモロヲさんは「理髪店主のかなしみ」で思いつめる男のエロスがインパクトありましたしね~。

ところが「L’amantラマン」はミステリアスすぎたか、気取りすぎたか、なんでか伝わるものが少なくて失敗作の雰囲気。

というのはまず、主人公役の安藤希が脱がない。脱がないってありえないと思うの。。

全裸は後姿一回だけ。

揺れながら怯えながら戸惑いながら少女から大人になっていく変化を肉体を通してみせてほしかったと思う。

17歳の少女の、たぶんに頭でっかちなデカダンやアンニュイが未熟さゆえに、自らの性を乱暴にあつかって自ら傷ついていく・・・そんな痛みが主人公の安藤希が演じきれなかったからか、彼女の成長も説得力がなくなっちゃうのね。

安藤希を演技で一皮剥ききれなかった時点で廣木監督、今回はイケてなかった。

それから、大の男たち3人して、ひとりの女子校生を愛人にするという時点で、そりゃあすんごくいけないことでしょう。

いけないことをするのにとっても気取ってるの。

古くておしゃれな洋館を舞台にしてるものの、けっきょくそこでやることはアレなのに。

少年時代をひきずる大人になりきれない男たちの、性にたいする共同幻想が痛い。

それがある人への弔いの儀式だったというのがもっと痛ててて。

男の側のそんな痛さは狙いどおり。

けっきょく、17歳の女の子が18歳になって、彼女のほうが大人になって、こどもな男たちはやっぱり子どものまま。

異常な弔いの儀式の後の共有体験にますます絆を強くするのでしょうか。

男同士の仲の良さ。

そんな男の人の一面はよく描かれてます。

やっぱり男を描くのがうまいと思いました、廣木隆一監督。

で、いまひとつだった作品のなかで、ヒロインの頑張りに期待できない濡れ場を盛り上げるのは大杉蓮さんとトモロヲさん、やっぱりそうこなくちゃ。

そんな男優たちの演技のプラスαのおもしろさ。

廣木隆一組の男たちの絆に触れた感じがしちゃいましたよ。

女が入る隙なし。

エンディングに流れる歌、五輪真弓の「少女」を辻香織が歌ってます。

高校入学頃によく聴いたものです。。くすぐったかった。

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コメント

ここにくるのが怖いです。
映画見たくなるし・・・・・
でも、家事がほとんどできない状態で、昼間遊びに行くのは流石に気が引けて・・・・

パソコンも片手打ちじゃやりにくくて・・・

いやいや、こんなところで愚痴ってごめんなさい。見たいと思ったときにさっと見に行ける幸せを再認識しました。反動が怖い・・・

投稿: taba | 2007年2月20日 (火) 12時17分

う~ん・・・淡々とした映画ですねぇ。
主役の女優さん硬いなぁ~(笑)
いまいち彼女の感情が伝わってきませんでした。
(そんな風に、作ったのかなぁ?)

脇を固める3人の男達は、何か暗い秘密を抱えてる感じでよかったですわ。

投稿: ちゃろ | 2007年3月13日 (火) 17時47分

ちゃろさん
主演の女の子、ちょぴっとちゃろさんに似てたでしょう?でも、あんなことはしないよね(笑)
設定がすんごく作為的な映画ですよね(^^;)

投稿: betty | 2007年3月14日 (水) 19時10分

まぁ~bettyさんったら~。
うれしい事言ってくれるわん!
(うれしくて鼻の下5センチ伸びてます(笑))

そうねぇ~、私がもっと・もっと若ければ、いろ~んな事したいなぁ。なんてネ!
bettyさんも、一緒にいかが?(爆)

そうそう、そうですぅ。設定が作為的・いかにも!という映画でございましたぁ。

投稿: ちゃろ | 2007年3月15日 (木) 17時05分

ちゃろちゃん
私もいっしょにあんなことしていいのか~い?じつは秘めたる願望よ(爆)
一歩は踏み出せないけどさ。。実際はとっても身持ちの堅い女だから。
でも、女はみんな娼婦の素質を持ってるっていうでしょ、たしかに願望としてはあるよね。
現実には、好きでもない男には指一本触れられたくないってやつだけどね(笑)
ちゃろちゃんもそのパターンじゃないのかな(へへ)。

投稿: betty | 2007年3月15日 (木) 20時25分

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受信: 2007年3月22日 (木) 12時02分

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