« 硫黄島からの手紙 | トップページ | 幸せになるためのイタリア語講座 »

2006年12月14日 (木)

修羅の帝王

Mediaweb9img600x449113626043400120 ホモセクシャル以上に熱い、せつない、萌える、というのは男×男のヤクザもの、と私は昔から思ってますの。

女が入る余地のない男同士の世界にゾクっときちゃうんです。

想像力もふくらみますし。

「修羅の帝王」は伊原剛志を観るための映画です~。

主役はそんなに多くはない伊原さんのこれは貴重な主役映画です。

Mediaweb9img600x58811362604470120 監督は高橋伴明。

高橋伴明監督ならではの男の色気は厳しくて濃くて、たまりません。

(連合赤軍を描いた「光の雨」でさえ、ぞくっとします。

銃をもたせて死に物狂いにさせると映画俳優たるもの必ず妖気を発してくれるのよ)

「修羅の帝王」は、父が母を殺してしまったがため、施設で育つことになった兄弟(長じて伊原さんと椎名さん)の愛憎を中心に、ヤクザたちの思惑と人間模様が複雑にからまりあって、激しくせつなく展開していくの。

ヤクザの世界から足を洗おうとして真面目に洗濯屋を営む兄(伊原さん)が必死に寡黙に耐える姿にぐっとくる。

それなのに昔の仲間がまた近づいてくる・・家族を守らねば、と兄は苦悩する。

めちゃくちゃな弟(椎名さん)のきれっぷり、椎名拮平の面目躍如な激しい芝居はこの頃、絶好調だった気がするわ。

(ヤクザな椎名さんがきれまくる作品は佳作が多いんです。椎名らしくキレる映画で絶対おすすめは 「夜はまた来る」 「ヌードの夜」 です!いい映画ですよ~)

元ジャパンアクションクラブの伊原さんはアクションがすごく綺麗でしょ。そのうえ内面にぐっとなにものかを秘めて抑えてそしてアクション、というのがとても似合いますでしょう。

「硫黄島からの手紙」でもみせる一直線に筋が通った男の内面と同じものを、ヤクザな男にもにじませるんだわよ~

ヤクザな役でもどこか清廉なのが井原さんらしいの。

兄弟2人の愛憎が激しくぶつかる二人っきりの対決シーンなんてもー、とても萌え度は高いのではないかしら。

ったく、ヤクザな男×男映画はほんとうは女性のためにあるのかもしれませんわ~。

「硫黄島からの手紙」の素晴らしい西中佐が巷ではブレーク中らしいので、あまりにも違うジャンルの映画ですが、伊原さん出演作品としてはおおいにおすすめということで。。。

でもいちばんかっこよかった伊原剛志さんは「半落ち」よ。

「半落ち」の日本人離れした検事のスーツ姿は目が点になりますってば。

|

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/4548613

この記事へのトラックバック一覧です: 修羅の帝王:

コメント

いやあ、井原剛志大好き!ですが映画見たこと無い!早速betty さんお勧め見てみます。日本の役者で唯一見ていてゾクゾクする男優さんなんですよ。

投稿 taba | 2006/12/15 16:21:03

tabaさん
まだ映画で伊原さんを観たことがないのならこれはキビシーかも。
だってヤクザだし。
暴力あるし。
できれば「判落ち」のほうがいいと思うわ~。
「半落ち」はどなたが観ても、まちがいなくカッコイイですよ。

投稿 betty | 2006/12/15 22:05:59

コメントを書く