涙そうそう~泣けて困った、爽やかにしみた
と、わくわくと初日の今日劇場へ。
な、なんと強烈な催涙爆弾。
え、えらい泣かされる。
でもその泣かせはくどくない、妻夫木くんのおかげで爽やかですう。
涙の質がいい。
難病ものや恋愛ものじゃないところが好きだわ~。
妻夫木くん以外の俳優がやってたらきっとクサクなったかもね。湿っぽくなったかもね。
沖縄を舞台に血のつながらない兄と妹、その妹を守る兄。健気な一生懸命ぶりは素直に胸にしみるわ。
妹のために、自分の夢のために身を粉にして働くお兄ちゃん(にーにー)。
朝は市場で夜は居酒屋で。そしてまた工事現場でと。
苦労や疲れを顔に出さない。いつもニコニコ。
にーにーは朝早くから夜遅くまで、愛するもののために働けることをまるで喜んでいるみたいにさ。
そうなのよねえ~。
若い頃は考えもしなかったけど、自分が親になってはじめて実感としてわかったことがあるの。
それは愛するもののためには自分が喜んで犠牲になれることね。それも犠牲とは意識もしないの。
若い人が観たら、お兄ちゃん、あそこまで頑張ることないのに、って思うかもしれないけど。
あそこまで頑張れるエネルギーが「愛するものへの無償の愛」なんですよねえ~。
その素晴らしさを誰もが経験できるいちばん身近なことは我が子を育てることよね。
それと同じに深くて大切な愛にお兄ちゃんは殉じたみたいに思える。
だとしたら人としてそれも幸福な素晴らしい人生じゃないかな。
最後。予期せぬ展開にそうあってほしくない、って思ったんだけどね、ああいう結末になったらなったでしょうがない。
ほんとうはとっても悔しくて、とっても悲しくてしかたないけど。
そんなことを言ってたら、逆境にもめげず、鼻をつまんで耐えていたお兄ちゃんの人生に申し訳ないもんね。
お兄ちゃんの人生に拍手喝采だね。徹底的に妹を愛して守って、お母さんとの約束を守り通したお兄ちゃん。潔いいや。そういうことにしよ。
そういうことにしないとまた泣けてしまうからね。
友達と喫茶店でお茶しながら二人してお兄ちゃんを思い出して、またハンカチで涙拭った。
お化粧は洗い落としたみたいにぺろりと剥げ落ちて。。
最近とくに涙もろくって。
妹の成人式にって着物が届くところもなあ。。。わかっちゃいるけど泣かされる。
にーにーは自分のためにお金使わない。妹のためなら喜んで大枚はたく。
つくづく親が子に対して抱く気持ちと同じだって思うな。
でもそれがいつか男女の思いに変わっていきつつあったのね。
男女の思いにかわってしまったら、それはそれでお兄ちゃんには辛い苦しいことだったかもしれないね。
でも、二人が結婚してくれたらなあとの思いがよぎってしまった私だ~(なんて陳腐な奴なんだ、自分は)。
沖縄の風と海の音が映画の底に静かに鳴り続ける。
沖縄行きたくなるわよお。
人が人を思う気持ちに涙する・・。
ばぁ~の言葉は懐深い。市井の人たちの飾らない優しさにほっこりする。
ひとつだけ気になったのがはじめのほうの妹役・長澤まさみさんの演技が、実年令より若い少女の役を意識しすぎてたのかテンション高すぎたんじゃないかな?
監督がやらせ過ぎだったかな。
でも、後半は長澤まさみさん、どんどん落ち着いて良い芝居になってたんじゃないかしら。
これからこの映画を観にいく女性はくれぐれも化粧道具を忘れないようになさってね。間違いなく化粧が涙で濡れ落ちますので。
たて続けにみた日本映画「ゆれる」「フラガール」「涙そうそう」、どれもおすすめ~。
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コメント
娘の友達3人のなkにまぜてもらいみて来ましたよ。4人全員涙涙。
若い娘たちはいくら泣いて泣きはらした顔しても可愛いんですよねー。ところがオバサンは。。怖いわー。梅図かずおの漫画のような顔になってました(自爆)
妻夫木くんも長澤まさみちゃんもかわいかかったですねー!
でも、高校生の娘たちからみると妻夫木くんてカッコイイお兄さんらしいです。
投稿: ポテコ | 2006年10月 6日 (金) 09時32分
こんばんわ!
目がとけて流れ落ちるぐらい泣いてきました(笑)。最後のほうはあまりにも泣かされすぎて、そんな映画サイドの術中にまんまとはまってしまった自分が可笑しくなってしまいましたよ。
友達も号泣してました。
妻夫木くんも長澤まさみちゃんもかわいかったですよね。最近、いやな事件が多いので、こういう素直な映画をみて心の洗濯をするのもいいですよね。
目も心もすっかりあらわれました。帰りに「涙そうそう」のCDを買ってきてきいてます。映画を思い出して胸がきゅんとします。
投稿: ジミーガール | 2006年11月 1日 (水) 01時04分
TBありがとう。
>愛するものへの無償の愛
そういうことですね。
そのためにはまた、ある種の距離をとることが必要だったんでしょうね。
投稿: kimion20002000 | 2006年11月 1日 (水) 23時12分
kimionさま
とっても好きな映画になりました。
近頃、ニュースでは親子や友人同士のあいだで荒んだ事件が多いですよね。この映画のなかのふっとした優しさに多くの人に触れてもらいたいなあと思ってしまいました。
投稿: betty | 2006年11月 4日 (土) 00時38分