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2006年7月 3日 (月)

ルパン

Index_topimage_1 アルセーヌ・ルパン生誕百周年を記念して本国フランスでは大作映画として作られた「ルパン」。

大作だからといってハリウッド的なアクション活劇を想像したり、、日本のアニメの「ルパン三世」を想像するとぜんぜんちがっちゃいます。

とってもフランス映画らしい内面的な「ルパン」かな。

キャスティングもとっても個性的です。

アルセーヌ・ルパンにロマン・デュリス。

いとこで後に結婚するクラリスにエバ・グリーン。

魔女ジョゼフィーヌにクリスティン・スコット・トーマス。

父親にパスカル・グレゴリーと。

派手さよりも、内面的な深みをかもす俳優陣、観てみるととっても納得。

この映画はルパンの父親にたいする愛憎を中心にすえ、稀代の怪盗の心のなかにある暗い側面を浮かび上がらせてるのね。影の部分。

ロマンが前半はマジシャンのように器用で流麗な盗みのテクを披露してくれて、楽しくてゴージャスな遊び心いっぱいな場面が多いのね。

それがだんだんダークになっていき、後半はルパンと彼の父親との容赦のない対決へとなだれこむ。

ロマンが明るい一面と重いものを背負い込んだ暗い面を、巧みに演じ分けて、さ~すがなうまさを発揮してますわ。

うんうん、怪盗といっても人の子、そこまでなるまでにはいろんなことがあったのよね。

同じロマンでも「スパニッシュ・アパートメント」のロマンと、「真夜中のピアニスト」なロマン、両方のロマンを一度に味わえるというか、ロマン・デュリスファンにはとても美味しいのではないかしら~。

私はとっても美味しかったです。

ルパンが最後に会った若い美青年はルパンの○○ですよね?

もしかして続編が作られるとしたら、あのハンサムな青年とルパンの対決になるのかしら?

そうすると続編はもっともっとドキドキしちゃうな。

父子三代、ダークに繋がっていくって・・・フランス映画らしいわね。一筋縄でいかない。

ヴィジュアルでよーくりわかったのはアルセーヌ・ルパンの時代背景です。

共和制時代のフランスなんですね。

王政復活を狙う人々の思惑と強盗がからまっていく。

ロマン・デュリスのルパン役に異論を唱える人も多いみたいね、でもフランス映画界がルパン生誕100年であえて描こうとしたものを考えると、ロマン・デュリス以上のルパンは思い浮かばないわあ。

続編希望~。

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コメント

ルパン大好き!ですがこの映画見逃しました。小説にそんな親子の対立の話しあったかなあ?ただの泥棒じゃなくて、人間味と陰のような寂しさがあって、高校生の時はもう寝ても冷めても状態でした。

小説をよんで凄く面白くて好きだったので、ちょっと引いてしまったのですが、今ロマン・デュラス、エバ・グリーンと聞くと見たくなってしまった。

投稿: taba | 2006年7月 3日 (月) 20時48分

>tabaさん
>小説にそんな親子の対立の話しあったかなあ?ただの泥棒じゃなくて、人間味と陰のような寂しさがあって、高校生の時はもう寝ても冷めても状態でした<

私は一度も読んだことがなかったのですわ。
父子の部分はどうなんだろう?原作にもあるのかな?
夫は、ジョゼフィーヌとかカリオストロとかはよく覚えてると言ってました。が、父のことはあまり記憶にないみたいなの。

いずれにしても、tabaさんがおっしゃる“蔭のような寂しさ”という部分がなるほどと思いましたわ。
映画の後半はロマンが蔭を漂わせ、さらに年数が経過した後の最後のほうの場面では、翳りも深くなってて、なんとなくせつなくなるんだわ。
うまいものね~ロマン・デュリス。

私も劇場で見逃して、やっぱり気になるのでレンタルしてきたんですよ。
ロマンとエバ・グリーンの共演、そりゃ興味そそられますよね。
エバ・グリーン、やっぱり将来の大物!と思いましたよ。

投稿: betty | 2006年7月 4日 (火) 00時27分

「真夜中のピアニスト」を借りてきましたよー。ロマン・デュリス、こういう翳りのある役もいいですねー。ポテコ、これすごく好きかもー。ピアノを弾くシーンは吹き替えなしで実際に弾いてるんだそうーですよ。ロマンのお姉さんがピアニストでロマンもピアノがかなりうまいそうです。

投稿: ポテコ | 2006年7月 4日 (火) 08時26分

レンタルショップ4~5回目にしてやっと借りることが出来ました。

まよってしまいますね~ロマン君のルパン。私のイメージからすると少し線が細い(繊細すぎると言うか)でも「僕は殺人はしない」と言うルパンなんかはとってもはまってるし。

エバ・グリーンが良かったですね。この人の出る映画は要チェックですね。007楽しみになってきました。

私も続編みたいです。ありそうな終わり方でしたよね?あの○○君も男前でよかったし。

投稿: taba | 2006年8月 9日 (水) 21時41分

tabaさん
続編やってほしいですねえ~。
最後のあの男の子、いい男だったし、続編ができるとしたら、あの男の子とルパンとの葛藤を中心にやってほしいなあ。
ルパンというより、怪盗ファミリーの男の歴史、というシリーズになっちゃいそうね(笑)

投稿: betty | 2006年8月11日 (金) 08時54分

「ルパン」この映画私も気に入って、これも2回目は友人と一緒に行ったのですが、友人はいまいちだったようですね。きっとロマン・デュリスが所謂正統派二枚目ではないからでしょうね。パスカルさんもちょっと個性ありますからね。何ゆえ「ルパン」は「ルパン」になったか。血が騒ぐ、DNAが騒ぐ、とってもシンプルで説得力がある。妙な理屈をつけないところがいいですね。
ロマンはヘタレ男的ニオイがとっても魅力だと思うのですが、ルパン=素敵=かっこいい図式でロマン君をみてがっくりきたのでしょうね。「真夜中のピアニスト」もハーヴェイ・カイテル主演の「バッド・フィンガー」のリメイクだけれど、オリジナルに引きずられない違った味で気に入ってます。
やっぱり映画は一人で観にいき、一人で楽しむのが一番。

投稿: 怜 | 2007年2月26日 (月) 15時57分

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