サルサ
今年はダンス映画、あまり新作公開ないみたいですね~。
そうなればやっぱり過去の良作を観るにかぎるわ。
シリアスなのよりラテン系ののり+わかりやすい展開+笑い+感動の涙など定石通りのエッセンスを満たしてくれればなおよろし。
ということで。それならやっぱり「サルサ」かな。
(ヴァンサン・ルクール、シリアスな映画もいいけど案外コメディー演技もいけるんですね)
「サルサ」、これ、日本人のDNAではかっこよくセクシーに踊るのは並大抵じゃないでしょう?
あの腰つき、うへへ~~日本男児は似合いそうにないわねえ?
すると、映画のなかでも言ってました。
サルサはまじりっけなしの黒い顔したラテン男じゃなくちゃいかん!
とね。
クラッシックのピアニスト志望だった青年レミはラテン音楽に魅せられて、クラッシクを捨ててラテンの道を行こうとするの。
ところがサルサは青っちろい顔したフランス男じゃ説得力がないということで・・。
なんとレミは肌を褐色にやいて外見を変えてしまうのね~。
(ヴァンサン・クルールが全身黒塗りメークが可笑しい)。
黒くすると途端に3枚目におなりでヴァンサン・ルクールがオバカで憎めない可愛らしさ全開。
それが意外にも似合ってる。
でもサルサはどうみても下手っぴなのも笑える。
ヴァンサン演じる主役がもともとピアニスト志望だからダンスはヘタという設定なんでしょうけど、ほんとにうまくなさそう。
お話はとってもよくできてて、主人公が好きになるナタリーの祖母の40年越しの恋のエピソードもぐっとくる。
フランス人とキューバ人との恋、そこには時代が違えば人種の違いからくる難しさもあったというわけ。じわんとしみる。
フランスにおけるキューバ文化も興味深い。
軽めに笑って観れるんだけど、二人を取り巻く周囲の人たちそれぞれのドラマも盛りだくさん、それらのサイドストーリーが一つ一つちゃんと光っている。
はじめは肌を黒くして自分をキューバ人に見せようとしていたミレだけど、本物は内面にあると気がついたというわけかな、ナチュラルなレミに外見が戻っていく。
耳を澄ませば、
人間、外見じゃないよ中味だよ。
というメッセージも聞こえてきそう。
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