キッド・ナッパー
いや~ん可笑しい。なんかオマヌケ。
でもいっぱしにドンパチあるし、血も出るわ。
この時期ってイギリスも日本もドイツでも、このてのオフビートでユニークなノワール映画けっこう作られてましたよね。
キャストが嬉しいなあ。
出所したての金庫破りにメルビル・プポー。
その彼女でハッカーにエロディ・ブシェーズ。
彼女の弟で車輌担当がロマン・デュリス。
ほかに詐欺師がひとり。
全部で4人。
狙った金庫には小さな像がひとつあるのみ。
失敗だと思ったらなんとその小像は“リトアニアの王子”というもので2000万ドルの値打ちものときた。
その像をめぐって話があっちへコロリこっちへコロリ。
数珠つながりのハプニングがさらなるハプニングを呼び、いったいどうなる?
ポスター等のおしゃれなビジュアルから想像するとおりの、どこか力が抜けたクライムものね。
全員が全員そろってネジがひとつふたつ外れてるタイプ。
とくにロマン・デュリスときたらネジの一本二本どころじゃなくて半分は外れてるかもというぐらいの壊れ方。
んもぉ~~ロマン、可笑しすぎっ、うますぎっ。
4人のリーダー格のメルビル・プポーはどの映画のときより太めな体つき、(うわあ~、プポーくんも太くなろうと思えば太くなれちゃうのね~ってびっくりしちゃった)
ちょっと男臭さを出して金庫破りをニヒルに演じている・・・と思いきや、やっぱりそうじゃなくて可笑しい。というか金庫破りにしたらお人好しだし。
わざとはずして軽めにお洒落っぽくした犯罪ものとはいえ、お話はよくできてるの。
お話以上に良くできてるのがキャストのキャラクターですね~
メインキャスト4人も、悪役のマフィアたちも(て、金庫破りもワルですよね。笑)個性的なのお。
この映画の中のいちばんのツボだったのはプポーとロマンのベッドでの妙なやりとり。といってもゲイじゃないから期待しちゃだめ。
ロマン、どうしてあんなに可笑しいのかなあ~~。歩き方からして笑えるも。
それにしても、近頃のフランスの若手人気俳優は華奢。風貌もきわだって強烈じゃない人がおおいですよね。
雰囲気もロマン・デュリスとかメルビル・プポーになるととってもナチュラルですもん。
彼ら、ナチュラルでうまい~~。
彼らをみてると、時代の変化をあらためて感じるなあ。
(アラン・ドロン全盛期に少女時代をおくったものですから、その前後のフランスのスターは大輪の花みたいな人が多かったわ)
この映画、ヴァンサン・カッセル&モニカ・ベルッチの「ドーベルマン」のスタッフと同じらしいの。
でも主演俳優たちは一世代二世代若いせいか、映画自体も「ドーベルマン」より若くて軽くてしなやかな仕上がりになってるかな。
単館好きな人のためのクライムアクションと思うとちょうどいいかもしれませんね。
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コメント
もぉ~bettyさんの文章を読んだだけで、この映画の面白さが伝わってきましたよぉ。
みんなそれなりにネジが緩んだり、外れたりしてるんだぁ。
真面目なドンパチより、こういう笑える方が好きです。
>プポーとロマンのベッドでの妙なやりとり。
いったい、どんなやり取りなのでしょうか。
ゲイじゃないなら、あとは何だ??
bettyさんの仰るように、デュリス君といいプポー君といい、
とてもナチュラルで気張らない演技をしていますよね。
こういうところが、彼等を身近に感じられる理由なのかもしれませんねぇ~。
投稿: ちゃろ | 2006年6月 7日 (水) 17時51分
プポーくんとロマンくんだったんですね~え。嬉しくてショック死しそうになりましたよ(笑)面白かったです。
プポーくんたしかにすこし逞しかったですね。この映画とっても気に入りました。
いちばん抜け目ないのは女ですか(笑)
投稿: ジミーガール | 2006年6月13日 (火) 22時17分
女、女、逞しいよね~。
女にいいようにやられてるもんね。
プポー君、童顔なのにさ、ムショ帰りの凄みをすこしは出そうとしたのか、体をちっと太らせてたけど、やっぱり顔がかわいいんですよね~。
どっか拍子っぱずれな映画のなかではそれも似合ってて、2回目見たら一回目よりさらにおもしろくなってきましたよ~(すでに2回も観たのよ)。
投稿: betty | 2006年6月14日 (水) 09時27分
ドンパチ・血ドロは好きじゃないんですが、それを吹き飛ばすぐらい可笑しい映画でした。
この映画のプポー君、確かにたくましいですよね。刑務所帰りなのに、彼女の誘惑を拒否する勇気?もあるし(彼女が浮気していたからだけど)それに引きかえロマン君のナヨナヨしてる事~。しかも逝ってるしぃ~(笑)。
ロマン君の役名ってゼロって言ってましたが、これはゼロヨンが得意だからついたあだ名なのか、それともゼロだからゼロヨンにハマッたのかなぁ~??
投稿: ちゃろ | 2006年6月19日 (月) 18時04分
ちゃろさん
ロマン・デュリスのクネクネぶりが可笑しいですよね~。
それに、ベッドのところも可笑しくなかった?
彼女を拒否してベッドを飛び出したプポーくんがロマンのベッドに入っていって「黙れ」っていうと、ロマンがアイスクリーム食べてる手が震える(爆)
なぜか、私、その場面がツボに入っちゃってね~~はぁ~可笑しい。
ゼロって、頭の中身がからっぽだからついた名前かと思ったけど、ゼロヨンのことなのかな?て、ゼロヨンてなに?おせーてくらはい(^^;)
投稿: betty | 2006年6月20日 (火) 00時23分
ベッドでアイスを食べていた手が震えていたなんて、全く気づきませんでしたわ~。プポー君にビビッていたのは判りましけど(笑)
彼(ロマン君)結構ベッドで何か食べていませんでしたか?
ところでゼロヨンですが、直線の道路400メートルを、タイムアタックする自動車競技です。
が、そこらへんの道路でやるのは、タイムより誰が一番速いかでしょうねぇ~。
昔は石狩新港でよく行われていたような~。
(ホントはやっちゃイケナイのです)
投稿: ちゃろ | 2006年6月20日 (火) 15時33分
ちゃろさん
ゼロヨンてそういうことなんですか~。ゼロヨンていうんだあ~。
「アメリカン・グラフィティー」とか「理由なき反抗」でやってるのもゼロヨンなのね?
ちゃろさん、どうしてそんな言葉知ってるの~尊敬しちゃう。
ロマンくん、ベッドで食べながらいつもテレビ観てるの。間違っても新聞や本は読まない(笑)
投稿: betty | 2006年6月21日 (水) 10時32分