ロシアン・ドールズ
(スガイシネプレックス札幌にて)
(一部ネタバレ)
やっぱり面白かったわぁ~
「スパニッシュ・アパートメント」の5年後を描く「ロシアン・ドールズ」。
ロマン・デュリス演じる主人公グザヴィエ、バルセロナから戻って就職しようとしたとき閃いたんだったっけ。
作家になるって。
で、なれたのか?
「ロシアン・ドールズ」でグザヴィエ、ちゃんと夢を実現していました~
といっても小説書いて成功してはいなかったけど、有名人の自伝のゴーストライター、それにテレビの脚本、でもいちおう物書きでちゃんと食べてるんだもんね。
と思ったら、彼の「迷い」は職業ではなく、女性にたいしてますます混迷を深めていたのだったわ。
わかるなあ~グザヴィエのその迷い。
まして結婚となったらそう簡単に決められないも。
こんなもんでいいかなあ~と思ってみたり、もっといいのがいるだろうと思ってみたり、好きだと思って寝たとたん相性悪かったり、お手軽と思ったところが案外真面目で素敵だったり・・・
グザヴィエは作家になろうとするぐらいだから、男と女の関係も頭の中で考えすぎちゃうのかな。
30歳になったグザヴィエ、仕事に関しては妥協も覚え、処世術も身につけた。
でも女性にたいしてはそうはいかないのね。
夢が現実とぶつかって、すこしづつ折り合いつけていくのだけど、その過程は人それぞれ違うでしょ。
グザヴィエの場合どうなの?
「スパニッシュ・アパートメント」では部屋をシェアする学生たちの群像劇だったのが、「ロシアン・ドールズ」ではグザヴィエが中心。
仲間たちひとりひとりの光と影も描かれていくけれど、それはグザヴィエをより鮮明にするためのライトのよう。
グザヴィエ個人をいろんなライトをあてて浮かび上がらせたことで、30歳の憂いや迷いがとってもよく表現されたし、もっと普遍的な人生における迷いが描かれてたように思えたわ。
人間てよく迷う存在ですものね。
買い物ひとつとっても、どっちがいいかなあと迷うでしょう。
迷って決めた挙句が、隣の芝生のほうが青かったかなと後悔することもあるし。
私なんかグザヴィエよりもずっと年上だし、結婚して子供もいるのに、それでもなにかにつけ迷うもの。
内省的な語り口が深まり、「スパニッシュ・アパートメント」とは色合いがかなりちがうのね。
これはこれでとっても面白いのお~。
前作のときはそうなるとは予想もしなかったあの女子学生とグザヴィエが・・・(ここからさきはネタバレしないように秘密)。
さてさて誰のことでしょう~?
「スパニッシュ・アパートメント」のあの学生たちもちゃんと全員顔を揃えてくれて懐かしかったわあ~。
アパートメントをひっちゃかめっちゃか掻き混ぜたウィリアム(英国出身学生ウェンディの弟)がロシア人のバレエダンサーと結婚することになり、かなり大人になってるのもびっくりよ。
サンクトペテルブルグで結婚式、皆がその式に集まってくるのね。
パリ、ロンドン、サンクトペテルブルグ・・・それぞれの街がよく撮られててそれを観るのも楽しいですう。
ロマン・デュリスの女装やハダカでの全力疾走(笑)、ハダカは今回はないのかなと思い始めた頃に登場のハダカで、思わず「ヤッタッ」。
なんかロマン・デュリスのハダカってどんだけ出してもいやらしくないというか、お愛嬌というのか、ハダカが洋服のように馴染む(て、へんな言い方)
クラビッシュ監督の日常のなかから掬い出す輝きがユニークだわ。
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コメント
こんばんわっ。
本当にコレ良かったですよね~
私も未だに抜け出せずに毎日OST聴いたりしています。
クラピッシュは人間が誰もが必ず通る道を
グザヴィエという人間を通して描いたんでしょうねー。
私は丁度このグザヴィエと同じぐらいの年なんですが、
彼の気持ちがよーくわかります。(笑)
でも人間って生き物は素敵だなーって思いましたよ。
悩んだり迷うことっていうのは素敵なことなんですね!
投稿: Chocolate | 2006年6月25日 (日) 23時01分
Chocolateさん
OSTも良さそうですね~
グザヴィエの迷い、すごく共感です。
>間って生き物は素敵だなーって思いましたよ。
悩んだり迷うことっていうのは素敵なことなんですね<
そうそう、迷いながら生きてるのっていいですよね。
ハンドルは適度な遊びが必要ですもの。
いつもがちがちに決まってて迷わないハンドルはぎゃくに危ないですよ~。
(奈良の事件とか・・パパ、息子の人生決めちゃうなよ~、胸痛っ)
投稿: betty | 2006年6月26日 (月) 09時09分
レンタルで見たんですか?
投稿: taba | 2006年6月26日 (月) 12時51分
tabaさん
横レスで失礼します。
「ロシアン・ドールズ」は札幌では今公開中です。私も今週行く予定になってます。
公式サイトに全国の上映予定日が出てると思いますよ。
投稿: Mire | 2006年6月26日 (月) 13時01分
ありがとう。早速チェックします
投稿: taba | 2006年6月26日 (月) 13時14分
駄目だ。神戸が今週で終わってしまう。DVD待ちになりそうです
投稿: taba | 2006年6月26日 (月) 13時35分
今日観てきました。あはははは(笑)私がいちばん笑ったところはレズの子がグザヴィエの恋人に化けるところです。歩き方もごっつくてうまいなあ。
ほんとうはかなりな美人さんでかっこいい人ですよね。「スパニッシュ・アパートメント」のときもグザヴィエは彼女からいろんなことを教えてもらってたでしょ、このシリーズで私の一番のお気に入りキャラです!
投稿: Mire | 2006年6月30日 (金) 00時26分
Mireさん
ご覧になったのね。そうそう、あのレズの女友達、最高ですよね。
さっぱりして大好きだわ。
このシリーズ、次も作ってほしいですねえ。
結婚してからもなにかと迷うこと多いから、次回はグザヴィエを一度結婚させてもいいよね。
投稿: betty | 2006年7月 1日 (土) 17時21分
結婚してからもなにかと迷うこと多いから、次回はグザヴィエを一度結婚させてもいいよね
↑
この発想には笑っちゃいます。
私もあのレズの女の子好きです。
隣に居たら惚れちゃうかも・・
投稿: taba | 2006年7月 1日 (土) 17時32分
bettyさん、まつこのブログへのコメントありがとうございます☆
この映画本当によかったですよね、あたしも絶対続編望みます!けっこうハマってる感じ(笑)
この映画を共感できてかなり嬉しいです!
投稿: まつこ | 2006年7月28日 (金) 13時24分
まつこさん
コメントありがとうございます。
続編希望~でもって、ギザヴィエ、あっちふらふらこっちふらふらで、日本にやってきたりしてね(^^)
投稿: betty | 2006年7月30日 (日) 22時34分
こんにちは!
久しぶりにコメントさせていただきます。
「ロシアンドールズ」かなり面白かったです。「スパニッシュアパートメント」以来のグザヴィエの成長した(?)姿を見ることができて、うれしかったです。でも最後にあの女性と付き合うことになるとは...。意外な展開でした。
それと、お知らせです。「ヒノコのワインの館」は都合により8月末で閉鎖することになりました。コメントを頂戴しただけでなく、お気に入りにも入れていただき、bettyさんさんには心より感謝申し上げます。
ですので、お気に入りからはずしていただきたく、お願いいたします。
今後もちょくちょくお邪魔します!
ありがとうございました。
投稿: bettyさん | 2007年8月26日 (日) 12時39分
ヒノコさん
ワインの館、閉鎖されるのですね。
またほかのところで素敵な何かをなさるんでしょうね。今後もまたよろしくお願いします。ご連絡ありがとうございました。
ロマン・デュリスの新作観たいです~。
投稿: betty | 2007年8月29日 (水) 21時39分