ヤクザVSマフィア(ヴィゴ・モーテンセンと石橋凌の血より濃い絆)
「ロード・オブ・ザ・リング」でいっきにメジャー人気を獲得したヴィゴ・モーテンセン。
この人は絵描きだし詩人だしボヘミアンだし・・、だからあまり俳優業に欲がないタイプじゃないかしらあ。
そこが素敵な理由なんだけど。
そんなヴィゴさんはけっこうB級作品への出演もありまして、なかでもびっくりなのが日本のVシネマにご出演なさった過去かなあ。
VシネですよVシネ。嬉しくなるねえ~。
しかも題名が「ヤクザVSマフィア」っていう安くささ。もろVシネ。
Vシネだけどかなり頑張ってアメリカロケしてます。全部アメリカロケだったかも・・
だいぶ前に観たのでいちぶ場面が飛んでますが。
LAを舞台にイタリアンマフィアのカンパネラ組と日本のヤクザが対立するのね。
その日本の組の幹部が石橋凌さん。
石橋さんがある日、マフィアに襲われるんだけどそこを助けてくれたのがニックと言う名のヴィゴさん。
石橋さんとヴィゴさんは互いに惹かれあい。兄弟の盃を交わすとこまで結ばれてしまうのです。
ところがニックには石橋さんにいえない秘密があったの
こっから先はヒ・ミ・ツ。
でも最後だけ明かしてしまいます~。せっかくのいいところを知りたくない方はお読みにならないでくださいね。
最後、この手の映画の王道どおりな展開となりまして、すごい銃撃戦の立ち回り。
ヴィゴ弟分は石橋兄貴を両腕に抱き上げ(かなり重そう)、抱きかかえたまま宝塚歌劇場フィナーレなみの真っ白い階段を下りてくるのです(上がっていったかな?)
とにかく階段を、ヴィゴ弟分が石橋兄貴を抱きかかえたまま運ぶの。
立ち回りの後で煙ったような室内。
そのモヤの中をしずしずと男を抱いて運んでいくヴィゴさん・・・
うう~~む、どうなのこういう宝塚なみの場面は?
石橋さんに白いドレス着せたらそのままウェディング。
でも、これぞヤクザ映画の醍醐味だわ!
ヤクザ映画を見慣れないお嬢様方にはわからないかもしれないけど、これって完璧ヤクザ映画の美学ですよ~
コミックといわれようがクサイといわれようが、完璧なノワール、男の世界。
盃交わした兄貴と弟はこうでなくっちゃ。血よりも濃いの。女なんか入る余地なし。
兄貴に体貸せと言われたら貸さなくちゃいけないの。
熱くてタイトな世界よね~。ほんとうだったら嫌だけど映画ですから。
映画はこうでなくっちゃ。
安くてもこの素晴らしいラストシーンですべて許せるようになってるみたいね。
ヴィゴが抱きかかえてるのが美少年とか美青年ではなくて、中年オヤジな顔もでっかい石橋凌さんというのがよけいにホモくさくっておもしろいでしょう~。
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ヤクザvsマフィア 販売元:東映 |
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