バトルシップ~古き良き映画へのオマージュに溢れ・・・
久しぶりの記事更新が「バトルシップ」になるとは。いやはや、だって面白かったんですよ。
「アーティスト」も「戦火の馬」も「ドライヴ」も良かったんですが、そちらは多くの評論家も褒める作品ですからここで書く新鮮味は乏しいのでとりあえずスルーして
で、「バトルシップ」ですから。どんだけ(笑)
「バトルシップ」は映画を愛する心が結集してできた“アナログ恋しや”の、CGSF大作でした。
堅いこと言わず必要とあらば子供心のノリで楽しむことができる人なら老若男女を問わず楽しめる一作です。
浅野忠信さんが出演しているのと、艦隊戦が観られるとの情報を得て、
すわっバトルシップ観なければ、と夫と初日に劇場に行ったんですが
まさかの面白さ!でした。
ユニヴァーサル映画100周年記念作品だけありましたわ。
エイリアンもののCG大作に、古き良き時代のコメディー映画へのオマージュをからませてあって、全体に軽めな仕上がり。
劇中、自衛隊の艦長役の浅野忠信さんが、ジェリー・ルイスの「底抜けシリーズ」の題名を口にするところがあるんですけど、この映画の狙いがそもそもそれなんでしょうね。
「バトルシップ」の、主人公テイラー・キッチュと準主役の浅野忠信さんのコンビは
いってみれば「底抜けシリーズ」のジェリー・ルイスとディーン・マーティンみたいなあもの。
ジェリー・ルイスがボケで、ディーン・マーティンかツッコミ。
テイラー・キッチュがボケ・・・というかアホ、
浅野忠信がツッコミ・・・というか・・・
でもどちらも単細胞、直情型の熱い男たちです。
笑いを散りばめながら、大真面目にエイリアンの脅威から人類を救うべく力を合わせてエイリアンと戦うのです。
浅野さん、可笑しいところは可笑しく、けれどシリアスなところはちゃんとシリアスに演じて、
ハリウッド大作の中で強烈に「TADANOBU ASANO」を印象付けてます。
英語圏の映画で日本人が大役をやるとなると、たとえば渡辺謙さんのように三船敏郎さんのように、力演して頑張ってしまいがちなところを
浅野さんはぜんぜん違います。
ばりばりのCG映画であると同時に、アナログな古き良きものへの憧憬をいっぱい秘めたこの作品ののキモともえいる空気感を完璧に体現してました。
浅野くんのこの存在感、ユニークな持ち味は、英語圏の映画でも今後は貴重な俳優としてその足跡を残していくことになるんでしょうね。
(とりあえずゴールデンウィーク中のお楽しみに、この映画の「底抜けぶり」と「キッチュ&浅野の底抜けコンビ」、いえ「テイラー&忠信のTTコンビ」を加えるの大賛成です)
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