2012年1月 9日 (月)

ミレニアムⅠ ドラゴン・タトゥーの女~読み始めたらとまらない

スウェーデンの作家、スティーグ・ラーソンの世界的ベストセラー

「ミレニアム」

まずは第一部、ドラゴン・タトゥーの女

昨日夕方買ってきて読みはじめました。

冒頭から心惹かれる描写にぐいぐいと小説世界に引き込まれ、読みやめれなくなって徹夜しました。

上下巻あわせて863ページの長い作品ですが、

本格派の香りぷんぷんの冒頭からじょじょに、社会派、暗号解読、猟奇殺人、サイコパス・・・・といろんな要素が入れ子になっている、それはもうお見事!

地理的な広がりと1800年代にもさかのぼる時間の広がりは壮大であり

スウェーデンの経済史を織りこみながらもけっして難しくならず、

倒錯した異様な事件は衝撃的で救いがないけれど

主人公たちとその周辺の個性豊かな人物造形と、日常の細やかな描写などあいまって、

どの断片を切り取っても面白さが溢れてきます。

「どうなる?どうなる?」と早く読みたい気持ちとは裏腹に

読み終えてしまうのがもったいないような気持ちもおきてしまう。

そしてこれは秀逸なミステリーであると同時にとてもよく出来た恋愛小説でもありました。

主人公のミカエル・ブルムクヴィストとリスベット・サランデルの。

いや違うかな、リスベット・サランデルがミカエルに対する思いをはっきりと「恋」であると自覚するまでの。と言ったほうが適切かな。

セキュリティー会社の調査員をしているリスベットは、刺青&ピアスをしたパンキッシュな姿の25歳で、心を閉ざした硬い表情と、時々みせる凶暴さ、しかしその奥にある震えるような感受性を抱えている。

そんな難しいリスベットをごく自然に笑わせることのできる、雑誌「ミレニアム」の共同経営者で記者の40過ぎのミカエル。

この2人の絶妙で繊細なコンビぶりは、これまでのミステリー史に名を残したコンビたちを軽~く凌いでるんじゃないかしら。

この映画化作品が2月10日に公開されますね。

原作が素晴らしかった場合・・・・映画には過度な期待をしないと決めてるんですが、

これはちょっと違います。

だって贔屓のダニエル・クレイグがミカエル役だもの。

小説を読みはじめてすぐにミカエル役にダニエルはピッタリって思いました。

年齢もほぼぴったりだし、

ミカエルのキャラクターから感じるユーモア、少年ぽさ、相手の懐に飛び込む愛嬌、そしてセクシーさ(*^^*)、 脱ぐ女はすべからく受け入れる広い心(爆)

って、これだけ並べたらミカエル役はダニエル・クレイグしかおらんでしょう(鼻息)

それにあんなシーン、こんなシーン・・・・・映画で全部やってるか知りませんが、とくに犯人につかまっちゃうところ(^^;) 拷問室ですよ、拷問室。  カジノロワイヤルの拷問シーンの再現かと一瞬ひやひやしたらそうではなく「Jの悲劇」が待ち構えてたりして(ニマ)

リスベットは「ソーシャルネットワーク」に出ていたルーニー・マーラ。「ソーシャルネットワーク」は観たんですが彼女のことはあまり記憶に残ってないのですが、「ドラゴンタトゥーの女」はとても複雑な役柄ですので、うまくやってくれたらきっと今年は彼女のブレイク年になりますね。

でも映像作品としてはどんな出来栄えになっているかと心配です。

あまりにも素晴らしいミステリー小説なので、映像のほうは別物と心得たほうがいいかもしれませんね

小説のほうはとっても複雑ですし、かなり残酷な場面が何か所もあしますし、映像化するのは一筋縄でいかないでしょう、全部のエピソードを入れるわけにもいかないでしょうしね。

監督はデヴィッド・フィンチャーですから手際よくさばいてくれるとは思いますけど。

予告編を観ると、レッドツエッペリンの「移民の歌」をカバーした歌や、ノイズが効果的に使われた音楽など、まだちょっとしか聴いてませんが期待値がさらにたかまってきます。

小説のほうは第二部、第三部と続けて読みたくなります。映画のほうも二部も三部もダニエルで期待したいです。

2月が待ち遠しい。

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2012年1月 7日 (土)

現代の欲望~たおやかなハゲタカ

現代の欲望 ★★★★★

(池部良さんのたおやかな着物姿に★オマケの満点)

HDDに録りためた番組をチャッチャカチャッチャカと消しているうち

年末にチャンネルNECOでやっていた池部良さんと高峰秀子さんの「朝の波紋」まで消してしまい、大ショック。

昨年阿佐ヶ谷で観てはいるんですが、池部良さんの良家の坊ちゃま風着物姿と、ボード部OBの短パン姿を残せなかったのが口惜しくて口惜しくて(爆)

同じく年末に録った「現代の欲望」は残っていて、ホッ。

どちらの映画も「はっ」とさせられたのが“普通の着物姿の池部良さん”です。

もーしょーもないミーハーですね。

’40年代から’50年代の頃の池部さんの着物姿、ほんとうに綺麗ですも。

「朝の波紋」では茶室でお茶を点てるときにお着物着られてて、なんなんでしょうねえ、あの色香、清潔な中にふわ~んと薫るもの、狭い茶室の中は着物姿の池部さんの香りで溢れ返るんですから。

「現代の欲望」もまた着物姿が素敵でした。

でもお話のほうは金融の裏側を抉ったもので、当時としては問題作とよぶにふさわしいものだったんでしょうね。

株の操作、会社の乗っ取り。

池部さんの役柄は銀行の貸しはがしも請け負う高利貸し

今でいうハゲタカなんですね。

銀行ってエグイですよねえ。貸し渋りと貸しはがし。今では、抵当になるものがない小口の場合は子会社のサラ金(高利貸し)にどうぞっていう感じですものね。そうははっきり言わなくても、系列のサラ金みたいなのどこの銀行も持ってますよね(?)

でもこの時代は経営のあぶないところには銀行が高利貸しを紹介したりして。

お金を貸してもらいに来た町工場の社長に対して、銀行の上役の中村伸郎さんの台詞が露骨でした。

お金は貸せないが、二百万新たに預けてくれたら貸すよ、と。

町工場の社長のほうはお金がないから借りに来てるんだからそんなのはじめから無理。

すると、中村伸郎さん次なる提案、

高利貸しを紹介してそこから200万借りて、こっちに預金してくれればいいよと。

そこでその町工場の社長が行くところがハゲタカの池部良さんのところ。

銀行と高利貸しがツーカーの仲です。

金融の闇・・・コワ・・・。

淡々とシャープにそのへんは描かれてますが

ハゲタカ・池部良の人間的な優しさと甘さもちゃんと描かれてます。

問題作だといってもやはり池部良という俳優を中心にしたスター映画ですものね。

田舎から両親が上京してきた場面、

自分のぶんも含めて歌舞伎のチケットを三枚とって親を喜ばそうとした池部さんの姿は「エデンの東」のジェームス・ディーンを彷彿としちゃいました。

長男しか愛さない父親に、次男であるジェームス・ディーンがお金を差し出して拒絶されるシーンです。

次男の池部さん、かわいそう。

でも、ジェームス・ディーンより年齢がいっててインテリで感情をコントロールできるハゲタカの池部良さんは、愛と表裏一体の憎しみとか渇きを、ハゲタカとしてのさらなるエネルギーに変えていくことになるんですが。

父親との場面で着ているのが着物で、その姿がなんとも綺麗でたおやかで、そのぶん、さらにせつない。

企業乗っ取りがどうなるか、自殺した会社経営者の娘である司葉子さんとはどうなるか、最後まで見どころが盛りだくさんです。

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2012年1月 3日 (火)

長屋紳士録~小津安二郎監督

長屋紳士録 ★★★★★

今朝、親戚の家に御年始に出かけ、

シャンパンを飲みながら皆で箱根駅伝に熱中TV観戦し、

すっかり良い気持ちになって帰宅して

それからポチポチと打っているこの記事。

正月だ持ってけ★5つ~~と酔っぱらってるせいのオマケの★5つではなく

ほんとうはもっともっと上げたいけどこれ以上上がないという意味での

完璧な★5つです。

これぞ、THE BEST 日本映画!

小津安二郎監督 の 「長屋紳士録」。

飯田蝶子さんと子役少年のコンビ、最高~。

よおっし、前記事のスペイン映画「ペーパーバード幸せの翼にのって」の子役少年と比べちゃおうか。(なーんて)

いやいやほんとに、その子役は名前からしてすごいです。

青木放屁。

放屁、です。

役名ではありません、芸名(まさか本名ってことはありえなさそう)でしょうね、きっと。

感情表現がとってもニッポンジン。

子供のくせにものすごく寡黙、淡泊、豆腐みたいな味わい。

がしかし、そのご面相は・・・・つぶれた石のような、ひしゃげた鬼瓦みたいな、床に落とした豆腐みたいな。。。。(放屁くん、ごめん)

だけど観ているうちにいじらしい野良犬の可愛らしさに似て、どんどんハートに食い込んできます。

観終わる頃には、「青木放屁くん、味のある子役のナンバーワ~ン」と私の心が叫んでいました。

戦争の跡がまだなまなしく残る風景のなかに置かれたとある長屋に、

笠智衆がひろってきたのは親とはぐれて孤児同然となった少年、放屁くん。

しらみのわいた粗末な衣服のその少年を、長屋の誰が預かるか決めるのになんとジャンケンポン(苦笑)

子どもの扱い、今から見るととってもブラック。

けっきょくその子を引き受けることになった飯田蝶子さん、子供に「しっし」と両手をはらったり、どうみても犬猫以下の扱いなんですよね。

実際もののない時代のこと、ひとり食い扶持増えたらどんだけたいへんか。

長屋にひょんと入り込んできた少年によって小さな波紋が生じ、一人暮らしの中年女の心の機微が浮かび上がってくる。

「ネションベンするし」「腹空かすし」「へんな顔」の子供と罵詈雑言の飯田蝶子が、

口は悪いもののすこしづつ母性愛のようなものを芽生えさせていく変化も見どころ。

一人暮らしの中年過ぎた女がこれからの人生の希望、喜びをその少年との暮らしに見出してしまう気持ち、とってもわかる。

いっぽうで、ぶっきらぼうな飯田蝶子のべらんめえな物言いの迫力にも動じない、青木放屁なる子役の存在感に魅せられっぱなし。

芸の世界では犬と子供にはかなわないとはよく言ったものです、なんという存在感でしょう!

ほとんど台詞を発しないからこそ、その子の一挙手一投足から目が離せなくなるし、その子のわずかの動きにも目が釘付けです。

映画のなかの昭和22年という記号をすべて抜き去ったとして

そこに映っているのはもしかしたら今現在の私たち。

人と人とが大真面目に絡まったりぶつかったりして発するあらゆる感情の渦巻き。優しさとささくれだつ気持ち。悲劇でさえもすべては人間喜劇へと昇華されてゆくってことでしょうか。

庶民の暮らしの中に時代を映しつつ、時代を超えたスタンダード。

小津作品は何度観なおしても観るたびに新しいです。

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ペーパーバード・・幸せは翼にのって~年末に映画館で観た映画

★★★★★

スペイン語の先生がお引越しなさったので、ちょっとかじっていたスペイン語をやめてしまって早3年目。

わずかに記憶していた単語もいまではほとんどすべて忘れてしまいました。

でも、やっぱり大好きなスペイン語圏の映画。

年末には前記事にしたアルゼンチン映画「幸せのパズル」といい、

そしてスペイン映画の「ペーパーバード幸せは翼にのって」といい

昨年映画館で観たすべての映画の中でもマイベストファイブに入る秀作が、ともにスペイン語映画であったのですんごく嬉しい~。

「ペーパーバード幸せの翼にのって」はスペイン映画としては何度も何度も映画化されてきた内戦時代からフランコ軍事独裁政権へと移ってゆく暗黒の時代のお話。

主人公である芸人コンビと孤児の少年はじめ、さまざまな芸人たちが思想や言論や笑いまでも統制される暗黒の時代を逞しく生きて行こうとするもの。

こういうジャンルの映画では必ず号泣してしまう私なので、映画館へはハンカチ一枚多く持参してました。

ところが、涙をしぼらせるような場面は適度に控えめで、知的な節度を保った作品になっていて、そう激しく泣かずに済みました。

映画館を出た後、お化粧直ししなくてもカフェに入って友人とお茶できました。

だからといって物足りなさはないんですよ。

少年ホルヘ役の子役さんはちょっとあざとく頑張りすぎなんですが、イタリア映画「ライフイズビューティフル」のベニーニほどじゃないのでまあ良し(笑)

芸人コンビのホルヘとエンリケは滋味深く、エンリケはゲイで優しく、ホルヘは渋く、そのキャラの差異がとても良いです。

ホルヘは芸人なんだけどちょっと暗い、内戦で妻と息子を亡くしてるんです、翳りのある芸人。

しかしなんといっても圧巻なのは、フランコ政権時代から一転、現代に変わってからのラスト数分間でしょうか

孤児の少年だったミゲルが老人になっている。

軍事独裁政権のスペインを脱出しアルゼンチンへと逃げ延びた彼が、その後芸人として頂点を極め、今、スペインから賞を授与され、はじめて凱旋帰国して、舞台に立とうとしているのです。

一度は捨てた故国の舞台に立った彼が、至芸ともいえる話術で観衆に語ります。

自分を育ててくれた2人の芸人、ホルヘは父であり、エンリケは母であったと、そしてかつてホルヘが歌った歌を歌いだします。

それはホルヘが反骨とユーモアを武器に、軍政を風刺し、軍政に立ち向かって歌った歌でした。

そのくだりを演じた老優の、自然体という至極の芸の素晴らしさ。あの方はいったいどなたかしらと気になって、

調べてみたら監督のお父様で、たいへん有名なサーカスアーティストだとか。

なるほど空気感とか並みの俳優と比べものにならない雰囲気を持っていらっしゃるわけですね。スペインではもしかして人間国宝級かも。。。

というわけで、監督のお父様に捧げる★5つです。

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幸せのパズル~年末に劇場で観た映画

★★★★★

2011年、年末に映画館で観ました。

アルゼンチン映画「幸せのパズル」。

上を見たらきりがないとはいえ、普通の暮らしにはなんの不足もない家庭の主婦、家族のために食事を作り、栄養を考え、家の中をきれいに整え、親戚づきあいにも手を抜かず、

成人病を気にする夫との間には若い頃のときめきはないものの、ベッドの中での夫の求めにはしっかり相手してあげる優しい奥様。「疲れて眠いんだから、うるさいわねっ」と決して肘鉄くらわさない忍耐強い奥様。

そんな奥様、同居していた二人の息子(ひとりはまだ大学生)に自立を促し、一人暮らしをさせなきゃと考え始める・・・・ちょうどそんな時期に、

ひょんなことで開いてしまった“ジグソーパズル”の世界。

それは主婦として生きてきた女の静かなターニングポイントとなるのですね。

唸りたくなるようなうまい映画でした。

抑制がきいて静かで控えめな演出なのに、ぐいぐいと引き込まれてしまいました。映画の流れのなんというお見事!

主婦がたまたま出会ってのめりこんでいくのが“ジグソーパズル”というのも素敵でした。

家族のために生きてきた女性が、人生後半の幕開けに、今までとは違う自分、(もしくは本来の自分)へと一皮むけていく、そのきっかけが地味~なジグソーパズルなんですね。

でもその地味なゲームであるジグソーパズルの大会は、ペアを組んで一つのパズルを作り上げていくというもので、それが男女のペアなら地味で寡黙で秘密めいた時間を共有することで、心身ともにあやしくなってしまいそうなのは亡べなるかな。

淡々としてでも緻密で丹念な演出と、さりげない演技の素晴らしさ。クオリティーの高さを感じる大人の映画でした。

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2011年12月 7日 (水)

夕張公演が決定~「三弦橋まで」

先月、11月の26日と27日の苫小牧での「三弦橋まで」の公演では

たくさんの観客の方が足を運んでくださいました。

ありがとうございました。

苫小牧キャストの皆様のひたむきな演技はとても素晴らしく

途中休憩なしの1時間45分の上演はあっという間に感じました。

作者冥利に尽きます。

その素敵な苫小牧キャストでの夕張公演も決定いたしました。

来年3月25日、夕張市民会館です。

この脚本を最初に書いた時から五年になります。

それから2009年の札幌公演、

2011年の苫小牧公演

そして2012年の夕張公演へと

公演のたびに脚本に磨きをかけるべく書き直してきました。

2012年の3月25日の「三弦橋まで」 夕張公演は、

これまでの公演の集大成としていっそう充実した面白さと感動をお届けできるように苫小牧メンバーと共にかけてゆきたいと思っています。

夕張公演をどうぞ宜しくお願いいたします。

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2011年11月22日 (火)

三弦橋まで~苫小牧で新しい命をふきこまれ

26日と27日の苫小牧市文化会館での本番を前に、21日は劇場での稽古でした。

稽古場から劇場に変わって、位置や音の確認などしながら

衣装も一部替えながら進んでいきます。

マスコミの方も来ておりました。

合唱団の方たちはたぶん、いつもの歌の発表会とは勝手が違い、かなりしんどいことでしょう。

合唱団は衣装替えも三回、場合によっては四回もあり、しかもその衣装が着物になったり作業着になったりで、舞台裏ではてんやわんや。

でもキャストよりずっと平均年齢が上の合唱団の方たちの存在感がこの芝居に市民参加型演劇ならではの妙味を醸してくださっています。

合唱団の皆様、一回の出演でたぶん3キロぐらいは痩せるぐらいの経験されてるんじゃないでしょうか。

役者の皆様、すごいですねえ。

この前稽古を観たのは昨日のことなのに、いつだったのか・・・と勘違いしてしまったほど、たった一日ですごい進化(深化)ぶりでした。

一日でそこまでうまくなる!?なるのですね。

キャラクターの粒がきっちりとたってきたので。人と人がすれ違ったりぶつかったりからまったりして都度発生する熱に引き込まれます。

ダンスの愛らしいバレエダンサーさんたちはピンクと白の衣装で、私の目にはユウパリコザクラの妖精のように映ります。そのなかに一人黄色い衣装の王子様はもしかして夕張岳の黄色い花、シソバキスミレでしょうか。

どちらのお花の宝庫といわれている夕張岳の固有種です。

「三弦橋まで」は苫小牧で新しい命を吹き込まれ、26日と27日、多くの観客の皆様との出会いをいまかいまかと待っているようです。

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2011年11月18日 (金)

三弦橋まで~出演してくださる可愛いダンサーさんたち

11月26日と27日、苫小牧市文化会館で上演される

「三弦橋まで」に出演してくださるバレエダンサーさんたちは

苫小牧の

ティアトルバレッタクラシックバレエのみなさまです。

ホームページはこちらです。

http://www.geocities.jp/teatpbaleta/index.html

photoをクリックすると、基礎科、初等科の練習風景の映像が観られます。

こちらの出身で劇団四季の研究生で現在「ライオンキング」に出演されてるOBの方や、北海道バレエコンクール3位の方や、入賞の方などの写真もあります。

1997年創立のまだ若いバレエ団ですけど、確実に実績を積み重ねていらっしゃるんですね。すごい。

今回の芝居で踊ってくださる生徒さんたちには13日の日曜日にお稽古場に行ったときにはじめてお会いしました。

役者さんたちと合流るすのはその日が初めてだったそうですが

先生である佐藤武さんの振り付けは音楽にぴったりで

さすがだね、と音楽を作曲した中野優貴さんといっしょに感心してしまいました。

お子さんたちも品があって見惚れました。

音が鳴りだした瞬間背筋をすっと伸ばす姿は「美しい」の一語に尽きます。

あとは、主人公の認知症の康夫さんに語りかけ、康夫さんと戯れるような演技をダンスにプラスできたら完璧です。

でも、お芝居に慣れていらっしゃらない可愛いダンサーの皆さんがどこまで康夫さんに気持ちをからめることができるかなのですが

素敵な佐藤武先生のご指導を受けて、一週間でまたぐーんと素晴らしくなってるんじゃないでしょうか。

ほんとに可愛かった~。

今回出演してくださるのは12人で、その中に男の子がひとりいるんですが、その子がまたとっても王子様でした。

貴重な未来の男性舞踏手かもしれませんね。

「三弦橋まで」苫小牧公演は本番まであと一週間です。

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2011年11月17日 (木)

午前十時の映画館~戦後の日本映画もぜひ

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シネコンで地味に継続している「午前十時の映画館」は

中学・高校時代に観た懐かしい洋画がラインナップにずら~っと並んでいて

それら忘れられない名画の数々を、シネコンの音とスクリーンで観なおしてみたいと思いながら

朝10時からという早さに馴染まない寝坊すけの祟り…未だに一度も観れてません。

いまだに一度も観れてないのに何言うか、ではありますが

できればお願いしたい、

午前十時の映画館~~~戦後の日本映画編。

最近の映画が劇場のスクリーンの大きさに反比例するかのように

面白くなくなってる(映画ファンとしてあえて暴言、誤解もあるかもしれないけど許して)のにたいし

戦後の日本映画は当時のスクリーンの小ささから溢れかえらんばかりの

エネルギーに満ちて面白いのです。

40年代、50年代、60年代前半ぐらいまでの、映画スターが映画スターたりえた時代の日本映画の魅力を映画館で観てみたい!

と思っている人は少なくないのでしょうね

私のようにその時代を知らない人も

懐かしむ人も。

秋ですし、だからなのか、

近頃目についた日本映画のそそられる上映会ふたつ。

ひとつは

大館市民会館のその名もずばり「昭和名画座」という特集。

三本で500円というお値段も良いですねえ

上映されるのはこちらの4本

【上映作品】
池部良主演の「戦争と平和」
原節子主演の「安城家の舞踏会」
全篇ロケ撮影、俳優はすべて素人「蜂の巣の子供たち」
木暮美千代主演「帰郷」

もうひとつは

「なつかしの映画鑑賞会」というので日田市市民会館

こちらは大館市とはうってかわってアクションぽいラインナップになってるよう

【上映作品】
暁の脱走(110分)10:00~11:50
出演:池部良、山口淑子、小沢栄

隠し砦の三悪人138分)12:05~14:23
出演:三船敏郎、上原美佐、藤田進

悪人(94分)14:35~16:09
出演:勝新太郎、田宮二郎、中村玉緒

雪之丞変化
出演:長谷川一夫、市川雷蔵、山本富士子、岩尾文子

こちらも入場料500円。何本見ても。

出演者も申し分なしの見事な映画ですね。

それぞれの町の市民会館でということろがまた素敵。

この流れ!戦後のスター映画が今また呼ばれてるうー来てるうううう、

と感じますけどどうでしょう

札幌も映画の上映をもっと頑張ってほしいな^^/

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2011年11月16日 (水)

さんりく海の支援制度~バナーをはりました。

東日本大震災で被災した石巻の雄勝町、立浜の漁師さんたちが立ち上げた

「さんりく海の支援制度」!

立ち上げから二か月で1千万円の支援金が集まったそうです。

その支援金へのお礼と支援金で購入した漁具などを、代表の末永さんが説明している映像がYoutubeにアップされています

こちら「さんりく海の幸支援制度」の報告ページの11月14日のほうにのっています。

http://www.ogatsu-tachihama.net/report/

まだまだ足りないものばかりなんでしょうね。

それでもこうして復興にむけて着々と歩みを進めていらっしゃる姿に、私は逆に励まされてるような気さえしてしまいます。

一口1万円

収穫ができたときに3000円ぐらいの海産物が送られてくるそうです。

御関心もたれた方はぜひそちらのホームページを読まれてみてください。

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